借金できるって幸せじゃない

  • 2019年11月2日
  • 2019年11月5日
  • 雑記

僕自身がFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持ってるから相談を受けやすいっていうのもあるんだけど薬剤師の人って、お金のマネジメントが苦手で相談に乗って欲しいって人がすごく多いんだよね

保険のこととか資産運用のこととか色々聞かれるんだけど、今回は借金について小話をしようと思う

僕の2000万円の借金の話聞く?

わかり易い例として僕自身の借金の話をしたいと思う、興味ないかもだけど。

僕の通っていた学校のは私立大学でも割と高いところで年間250万円の学費、これが6年間で約1500万円の学費が必要だった。

僕は親の援助が受けられなかったから奨学金で足りない部分は民間銀行や政策金融公庫でローンを組むことで補って学費を払って学校に通っていたよ。

返済予定の金額としては金利も含めると2000万円、社会人として稼ぎ始めるスタート地点に立った時点でこれだけの借金を負ってたんだ。

特に新卒の社会人1年目から月に15万の返済をしなきゃいけない状態ですごく辛かった

この話は僕が派遣薬剤師になった理由というyoutubeの動画でも話をしている、もしよかったら観て欲しい

そして同情するならチャンネル登録&高評価をくれ!!

・・・って、今の世代だともう「同情するなら〇〇をくれ」ってネタわからないか、俺も老けたなぁ。

 

大事なのは金利を何%で借りているか

大事なのは金利が高いところから優先的に返済すること

もう一度言う、大事なのは借金額が多いところからじゃなくて”金利が高いところから”優先して返すこと

僕の例でいうと0.3%の金利で借りている奨学金よりも1200万円よりも4%で借りている800万円分の民間銀行の借金を優先する

もし100万円を繰り上げ返済する場合、奨学金に充てても100万円に対して付く予定だった0.5%の金利分の5000円しか繰り上げ返済のメリットがない、

でも民間銀行だったら4%で利子が4万円減るのでその分の繰り上げ返済のメリット、ということになるよ。

厳密には1年返済ではないから複利が効く関係でもっと繰り上げ返済の効果は高いんだけどね、その点も考慮すればなおさら金利が高い方を優先したほうが効果が高いよ。

そんなわけで僕は民間銀行の借金はある程度余裕ができたときに少しずつ繰り上げ返済したよ。

民間銀行も6年間で何回か借りていて、その度に金利が違ったから、金利が高いときに借りたお金から順番に返していった。

もともと余裕があるわけじゃなくて少しずつ繰り上げていったからすごく大きな効果は得られなかったけれども50万円くらいは余計な利子を支払わずに済んだよ

十分低い金利なら繰り上げ返済しないほうが得?

高い民間銀行の金利に対して奨学金は金利が0.3%、1万円あたり年間たったの30円の金利を支払うだけで済むのにわざわざ繰り上げてまで返済するのはもったいないよね。このくらいの金利であればほとんどタダみたいなものだよ。

僕の場合奨学金は20年返済だし、まだ700万くらい借金があるけど今後も繰り上げ返済をするつもりはない。

それだったらその分のお金を貯金しておけばお金の使いみちがない!!ってなったら好きなときに返せるし、十分な備えがあれば人生で家の次に高い買い物って言われている保険が必要なくなったり、将来的に無駄な出費を抑える効果もあるからね。

同様の理由で金利が1%未満の住宅ローンとかも無理な繰り上げ返済はしないでいい。

将来日本がマイナス金利政策をやめてローンの金利が上がるってなったら、金利が上がるようならその時にまとめて返せばいいよ

逆に急いで繰り上げ返済をしちゃうと、例えば結婚やら出産やらマイホームやらのタイミングが運悪く(運良く?)重なったときにお金が足りなくなって、結局高い金利でお金を借りなくてはならない場合も起こり得るよね

だから基本的には貯蓄を優先してそれでも有り余る場合に借金の繰り上げ返済に充てよう

繰り上げて返済してしまったお金はもう銀行のものだから使いみちは選べない

だけど貯蓄として持っているお金はこれから借りようとするお金の返済にも充てられる余裕のあるお金として銀行は評価する

もちろん借金残債額も査定して新しく借金を返済できるだけの能力があるかとかをみながら、金利が決まるけど

それでもどのみち借金をしなくてはならない状況になった場合は貯蓄としてもお金を持っている状態のほうがお金を借りるときに有利に働くはずだよ

会社経営をする上でも上手に借金をすることは重要な技術だからたいていお金持ちな人、お金の使い方が上手な人ほど上手に借金を使っているよ

資産運用のスキルがあるかどうか

あと、僕の場合は株や為替をやっていて、投資に回している資金量がそのタイミングで激しく上下するし評価しにくいんだけど、大体年に10%を超えるくらいのパフォーマンスは発揮できていると思う。

純粋な投資だったらかなりのハイパフォーマンスだけど、僕の場合はデイトレード・スキャルピングのような長時間画面に張り付いての労働に近いような作業も含めてのパフォーマンスであることは先に言っておこうと思う。

この場合、理論上は借りているお金の金利が10%未満なら借金を繰り上げ返済するよりも、その分のお金を資産運用に回したほうが手元に残る資金は多くなる計算なんだ。

ただ、借金は安定して毎月引かれるけど、投資は収入が安定しないしマイナスになるリスクもあるかから、その状態でデイトレードみたいな積極的・挑戦的な資産運用をやるのは精神衛生上も良くない、だから僕は金利が3%以上の借金に関しては資産運用よりも優先して返済するようにしたよ。

良い借金・悪い借金

極端な話だけど、年に10%のリターンが確実に得られる場合、そのための資金調達が金利9%でも最大限までお金を借りるべきだよね

もしその条件で1000万円の資金調達ができたとしたら10%ー9%=1%、つまり今ある資金だけで運用するより借金をしたほうが1000万円の1%で10万円お金が増える計算になる、それで実績を作ればさらに沢山資金調達ができるし、返済能力の信頼となって金利も下がるとなると・・・雪だるまのようにお金が増えていくんだ

マネーリテラシーといったらまず一番最初に名前が上がるほど有名な本である「金持ち父さん貧乏父さん」で出てくる”いい借金”っていうのはこうゆう借りればそれ以上にお金が増える借金のことだ

本当に自然とマネーリテラシーが身につくいい本だから読んだことがない人は一度読んでおくと良いと思う


逆に”悪い借金”っていうのは借りてもお金を増やさない借金のこと、この本ではマイホームやマイカーローンはお金を増やしてくれるわけではないから悪い借金に分類されるね。金利の良し悪しではない点に注意

あとは自分の将来的な収入アップにつながるような投資、例えば資格取得のためのお金だったり、ビジネスを始めるための設備投資だったり、これは将来どのくらいのリターンになるかにもよるけどやはり繰り上げ返済してしまったら挑戦できるものもできなくなるし、僕は借金の返済よりも優先していいのではないかと思うよ

むしろ場合によってはお金を借りてでもするべきかもしれない、”いい借金”ならね。

僕も資格やスキル取得のための投資、ビジネスを加速させるための機材購入に関してはかなり優先的にお金を回してる。

というか、物欲がないから他のところにはほとんどお金を回してないけど(笑)

まとめ

薬剤師は真面目な人が多くて割とよく奨学金を繰り上げ返済してるよね、でも借りたお金もあなたの能力や資格・返済能力を評価して貸してくれたあなたのお金だ

例えばの話、薬剤師の資格を持っている人はそれだけで働けなくて困ることはない、という理由から返済能力が高く評価されて銀行からお金を借りやすい、これを与信力という

世の中には生活に困っていてお金が借りたくても貸してもらえない人もいる、借金できるって、それだけあなたのことを信用している、ということだし幸せなことだよ

借りたお金はちゃんと返すことが大前提だけど、相手が「このくらいのペースで返してくれればいいよ」って言ってくれてるのに無理にそれ以上のペースで返す必要はない、ちゃんと金利という形で手数料を払っているわけだから

大事なのはそのお金を借りるのにどれだけの金利を支払っているか

生活を豊かにするために借金と上手に付き合おうね