さて、今回はこの前の「FP的な生命保険の考え方」のためにわざわざ自作&紹介したライフプラン表の使い方を紹介しようと思う
ライフプラン表とは?
図やリンクのサンプルのようなに家計を共にしている世帯単位で収入や支出の予定を入力していくことで今後の財政状況がどの様に変化するかを予測するために使うツールだ
今回は誰でも利用できるように僕がテンプレートを作った、使い方を解説していくのでまずはダウンロードしてみて欲しい
年齢エリア
まずは図の赤枠で囲まれた部分から入力していく
まず最初に家計を共にしている世帯員の名前などを左枠「〇〇の名前」のところに埋めていこう
続いて赤枠内の白い部分(B列)に西暦とその年に迎える年齢(誕生日を迎えた後の年齢)を入れる
ライフイベントエリア
次にライフイベントエリアを埋める
個人毎のライフイベント
子供の場合なら5・7・13・16・19歳でそれぞれ幼稚園・小学校・中学校・高校・大学入学を入れる
あとは男女によって微妙に平均結婚年齢に誤差があるが30歳で結婚としておこう
収入を担っている大人の場合、65歳で定年退職としておこう
幼稚園が3歳から入園可能だったり、保育園だったり、定年退職が65歳じゃなかったりと色々とツッコミがあると思う
生涯に必要なお金の概算を出すための目安としているが現時点ですでに3歳保育に入れることを考えているなど、明確なイメージがあるのであればそちらを優先しよう
家族のライフイベント
「5年毎に家族旅行」「子供が○歳になったら家を出て広くなるから狭い家に引っ越す」「車の買い替え」などのイベントを想定している場合はそれもライフイベントに書き込んでおこう
収入エリア
家計を共にするものの名前と年間の収入を入れていく
会社員であればここは額面ではなく手取りで入力したほうがあとの支出エリアの計算が楽になる
出世に応じて給料が上がっていくことなどが明確で確定的ならそれを反映させてもよい
しかしこれは人生目標を反映させる表ではなく、もし人生の途中で不幸があったときにどうなるかに備える為の表なので、収入面に関しては確定していない様子はなるべく考慮しないで排除していく
退職金・年金などについてはおおよその概算で入れておく
年金に関しては日本年金機構のかんたん試算を利用することで概算を出すことが可能だ
支出エリア
最後に支出エリアだこれを入力すればライフプラン表の完成だ
基本的にはおおよその概算で構わない、全くわからないのが大問題なのであって、ある程度の概算でも理解できているのであればわからない状態より何倍もマシだ
光熱費・生活費
見ての通り光熱費・生活費を入力するエリアだ
水道・電気・ガス代・スマホなどのインターネット通信費と食費など生活に必要な金額を概算し入力する
分からなければ先月1ヶ月の概算を12倍しても構わない
家賃など住居関連費
賃貸の場合は家賃と2年毎の更新料
持ち家の場合はローンの返済額と毎年の固定資産税をここに入力する、家の大規模修繕などの費用はライフイベントに記載してライフイベント費用に計算しよう
車両費
駐車場代・ガソリン代・自動車税などをここに入れる
教育費
子供の教育費用をここに入れる、幼稚園~大学までの公立・私立ごとの平均費用に関してはそのうち別記事にまとめる予定だ
もし仮に子供を大学に通わせる気はない、大学の学費は自分で払わせる予定などであればそれも反映させよう
その他支出
その他のローンだったり、レジャーによる出費などはこの項目で合算する
ライフイベント費用
ライフイベントで記載した出費内容(入学費用や車の買い替え代など)をここに概算を入れる
以上で概算ライフプラン表の完成だ
まとめ
下にある貯蓄残高と年間収支のグラフがあなたの今後の財政状況の予測だ
年間収支がマイナスになる年があることは仕方がないがこの時点で貯蓄残高がマイナスになるようで収入を増やす・支出を減らすための何らかの対策が必要になる
ぜひ有効活用してみて欲しい